弟と妹に言ふ

3月末のことですが、母が「たけのこ料理が食べたい」というので、
通院帰りにふたりで美濃吉KICHIでランチしました。
　↓　たけのこ御膳

胡麻豆腐・湯葉と筍のお造り・筍 若布 蕗・筍と山菜の天ぷら・京の白みそ・筍ご飯 京漬物・甘味

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（ここから先 読まれる方は、いろいろ書いているので重い内容に感じるかもしれませんが、サラッと書いているのでサラッと読んでいただければ(笑)＾＾；　内容は割愛していますｗ）

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認知能力が低下すると顔つきが変わって怒鳴ったり暴力的になったりします。
まともに相手になってしまうと イライラして一緒になって怒鳴り返してしまったりして
無駄なエネルギーを使い疲れてしまい、後で反省と自責の念とでやさぐれてしまったり(笑)

でもこれはすべて理由がありました...

　　私はずっと寂しかったし、私の気持ちをわかって欲しかった

だからムキになって、一生懸命になってしまった。

でももうそれももういいや........ムキになるのをやめよう

もう親は年を取り過ぎて、私の気持ちをわかることももはやむずかし段階なんだと思いました。

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そして2月のある日、弟 妹、それぞれ別々に話をする機会をもうけました。
（本当は昨年秋の山形旅行の時に３人で話したかったのだけど）

それは
私が親の介護をする上で、なぜこんなに真剣に親と向き合ってしまうのかわかって欲しかったから。
これを伝えておかないと、単純に私が一方的にヒステリーをおこしていると思われてしまう(笑)。


そして初めて、弟 妹に 私のこと 今までの気持ちを話しました、
もしかしたら、
知ってたり、
親から聞いるのかな？とも思ってもいましたが、、、
ふたりとも初めて知ることでした。


　　...同じ家族、 きょうだいでありながら　50年以上も...何も知らず今日までって...


なんだかとっても哀しくなりました...

親はきょうだい達に何も話してこなかった
あえて話す必要もなかっただろう
話したところで彼らには何も関係ない
私自身のことだから
知らなければ知らないで済む話...

やっぱりね...
家庭内では ずっと隠されて封印されてきた
触れてはいけないことのように
それがどんなに悲しかったことか
それがどんなにつらかったことか

昭和の親だから仕方ないとは思いつつ

私は...私の寂しく哀しい気持ちをもっと親に察して欲しかったです、
そして弟妹にちゃんと親から話して欲しかった
こころの中は いつもひとりぼっちみたいな

だから3月の誕生日も喜ぶべきなのか
生まれてよかったのか生まれてこなければよかったのか
いつもいつもそんなことばかりが頭をよぎり。


親との同居で再び親と向き合うことになり、
日々年老いて自分のことしか考えられなくなりつつある親と対峙する日々の中で、
私自分自身の体力がいつまで持つのか大きな不安がありました。
あと何年続くかわからない親との日々を考えたとき、
今きょうだい達に話す時なんだと思いました。


弟妹も、それぞれ大きなリアクションはありませんでした、
まぁ聞く側からしたら「あ、そうだったんだ、気がつかなかった、知らなかった」くらいのこと＾＾；
自分が一生思い悩むことでも他人からしたらそんなもん(笑)

でも 聞いたことで私の気持ちを察する材料にはなったはずです、
ひと通り 子供の頃から今までの思いや気持ち、これからのことを話しました。
私の体力にも 人より早く限界がくるかもしれないことをわかってくれたと思います。
自分から話せたのはやはりこの歳になったからでしょうか、思い切って話してよかった。。

私は還暦を迎える時には、新たな気持ちになりたい そんな思いがあります。
弟 妹に話せたことで、やっと家族として私というものを知ってもらえたのかな、そんな安心感からか

　もう親に対してムキにならなくていい

そう思えたのです☆　＾＾*。。。

コメント 14

つらかったですね。
by 夏炉冬扇 (2024-04-11 07:17) 

★夏炉冬扇さん
　コメントありがとうございます☆ これで少しおとなになれたかもです＾＾
by めりー (2024-04-11 09:22) 

親子関係も順調にいっているようにみえても
なかなか一筋縄じゃいかないものですよね。
自分なんかは、今一緒に住んでる母親のことを
母親だと思って接したこと一回もないですから・・・・・。
なので何の期待もしていないし自分の事も話しません。
弟にも自分の個人的なことは話したことないです。
多分それはこれからも変わらないと思います。
血が繫がっているのですけど、相手には
なぁんの期待もしていないんですよ～～♪
子供の頃から、こういうやぁ～な子だったんです。。。
めりーさんは、その点、物凄く優しいんだと思います。
自分が多少傷ついても人に優しくできるんだと思います。
でもね、やっぱり自分が一番大事だと思うんですよね。

by Rchoose19 (2024-04-11 12:43) 

★Rchoose19さん
　コメントありがとうございます☆
　親子の数だけ一筋縄でない関係があるものですね。
　親の介護のことがなければ話すこともなかったと思います。
　私は体調不安があるのでこの先介護に協力してもらうためにもっていう部分もありました。
　いろんなしがらみをひとつひとつ払い落して 自分が一番大事 でいきたいです＾＾
by めりー (2024-04-12 00:41) 

そうでやしたか。妹さん弟さんは、実情やめりーさんのお気持ちを、今まで知らなかったのでやすね。
話しをされて、少しだけ気持ちが軽くなられやしたか？だったら、少しだけ救われやしたね。
でも、リアクションはそんな感じだったのでやすね。
とにかく、打ち明けられたこと、良かったと思いやす。
今、めりーさんが新たな気持ちになられて、ほんとに良かったと思いやす。
もう今では会話の通じない老人、そう割り切って、少しでもご自身の人生を楽しまれてください。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-15 10:48) 

★ぼんぼちぼちぼちさん
　コメントありがとうございます☆
　リアクションが冷静だったのは、私への気使いと適当な言葉が見つからなかったのかな～と
　思います(笑)＾＾
　「あぁだからあの時こうだったのか」と、過去のさまざまなシーンでの疑問が
　解けた部分もあったようです。
　すべてをブログに吐き出すことは難しいですが、書ける範囲で気持ちの整理をつけたいです。
　父は食欲旺盛なので私より体力があります(笑) ＾＾；
　私は体力不安があるので 今後の介護について きょうだいに協力・時には助けてもらうに
　知って理解してもらうことが必要でしたが、これで少し気持ちが楽になったというか、
　うまく言葉にできませんが、卑屈になっていた自分を解放できるかなっていう感じです＾＾
by めりー (2024-04-15 15:48) 

筍御前、美味しそうです＾＾
せっかく妹さんと弟さんがいるのだもの、、、お話し出来て良かったですね、この先もっと強力してもらえると良いですね。
という私は弟とは改めて話し合ったことないです。母は弟に甘いし、
何かというと私を頼りにしてくる、、、今は自分のことで精一杯なのにねぇ（＞＜）
by みち (2024-04-15 22:50) 

おはようございます。
私はめりー さんご自身の事、増してご家庭内の様子については全く存じませんので、ここでコメントをしても良いものか。
我が家につきましては・・・
父亡き後、25年あまり実家で一人暮らしをしていた母でしたが、コロナが関係し、外出、ご近所さん、趣味のお友達との交流もなくなり、その辺りから認知症が顕著になってしまいました。
それまでも私、弟と交互に週末の買い物に付合い、昼、夜の食事は一緒に。それ以外でも母からの連絡がある度弟など、事あるごとに高速を一時間飛ばして、母のところを訪ねていましたけれど、真っ先にその弟のことが認識不能となり、これではひとりにしておけないと…その間色々あったものの、結局施設のお世話になる事に。
私が体の不自由を抱える為、施設への面会、オヤツを届ける、更にはネットでの面会と言う事態へと変わっても。兄弟で話す機会が一生分くらいに！
それでも兄弟揃い60代となって、子供の頃の思い出やら、母についてなど、兄弟共通の思いで、またお互いに知らない事柄もあって。
長女であった私は、母の良い面のみでなく、嫌らしい一面を知ってはいたが、弟のくちからは良い思いでばかりでした。
それでも葬儀の際叔母には、施設への通院時兄弟ふたりきりで話す事で、「姉との距離が縮まった」と話していたそう。
育った家でも、兄弟であっても、思いはそれぞれです。
めりーさんも話し合いの機会がもてて良かったと思います。詳しいご事情がわからなくて、ピントがずれているかもわかりませんけれど。今後についても遠慮なく、何事も3人でと考えます。
by hana2024 (2024-04-16 10:32) 

めりーさんは、子供の頃から辛い想いを抱えていたんですね。
それでもよく頑張って来られましたね。
妹さんと弟さんに打ち明けられたこと、とてもいいことだと思います。
きっとこれからは、めりーさんの手助けになってくれるはずです。
きょうだいって、家庭を持つと疎遠になったりすることがありますよね。憎み合ったりすることもあるし。
その点、ちゃんと集まって話せるのはいいことです。
これからは良い方向に向かうといいですね。

by リンさん (2024-04-16 13:47) 

★みちさん
　コメントありがとうございます☆
　たけのこ、柔らかくて上品な味で美味しかったです＾＾
　私も今までは弟妹たちとはそんなに話をすることはなかったです。
　弟とは小学生くらいまでは取っ組み合いのケンカしてたし、妹は年が離れすぎて会話っていう感じじゃなかった(笑)＾＾；
　でも親と同居してからは介護のことで相談する機会が増え、あと今はラインという便利なツールのおかげかも。
　離婚の相談だったり親の介護や日々の体調など話すようになってから、今ではほぼ毎日、
　連絡事項というか覚え書きというか、なるべくふたりに共有して欲しくて(笑)　
　幼い頃ある出来事があって（それはいずれ書こうと思ってますが）以来ずっと
　家の中でも外でも隠す(友人には話したりしてきたけど)人生だったけど、
　唯一隠さなくてよかったのは元夫と子供たちのと暮らしでした＾＾；　
　＞母は弟に甘いし、何かというと私を頼りにしてくる、、、
　　　　　　　　　　今は自分のことで精一杯なのにねぇ（＞＜）
　わかります(笑)うちの母も同じ感じで、自分が一番大変になっちゃうんですよね。
　娘が大変だとわかっていてもどこかで「私より若いから平気」って思われる。
　でも最近本当に実感するんです、自分の体は自分が心配しないといけないんだって。
　だからみちさんも本当にキツイ時は自分を最優先にしてくださいね☆
by めりー (2024-04-16 14:05) 

★hana2024さん
コメントありがとうございます☆
若い頃はそれぞれの人生に必死でしたが、それもそろそろ落ち着いてきて、
今ふたたび自分が生まれ育った家族の親・きょうだいと向き合う時期にきています。
私が親と同居を始めて8年になりますが、その間すでにいろんなことがあって、
私の入院手術や離婚、そして認知機能がどんどん低下していく親の介護、
　
＞兄弟で話す機会が一生分くらいに！
私も状態になりつつあってそれは嬉しく感じます＾＾

＞長女であった私は、母の良い面のみでなく、嫌らしい一面を知ってはいたが、弟のくちからは良い思いでばかりでした。
このお言葉もよくわかります、長女って良くも悪くも親とのかかわりがつよくて
親の歴史をいろいろ知ってしまう場面が多いような気がします＾＾；

まだブログには書けていませんが、体のことでずっと抱えていることがありました。
いろんな複雑な思いが、今再び介護の状況になって親の態度に心をかき乱されたりして、
今後の自分の体調不安もあるので思い切って弟妹に話すことができてよかったです☆
by めりー (2024-04-16 18:33) 

★リンさん
コメントありがとうございます☆
ブログをやろうと思ったのは、いつかこの抱えてる気持ちを吐き出したかったから。
親は黙って私を守ってくれていたとは思いますが、やさしい言葉をかけて欲しかったです。
まぁ昭和の親なので厳しかったし、元気がない態度をとってもほったらかしだし(笑)
問題ある私より弟妹の方がかわいいんだろうなって思っていました＾＾；
年老いてわがままな態度が増えていくにつれ、私の心の中も穏やかではなくなってきて。
今この歳になってようやく弟妹に話すことができ、これからの介護や私への理解につながったとおもいます。これで少しは私の親に対する悔しさみたいな気持ちも薄まったかな(笑)＾＾
by めりー (2024-04-17 00:43) 

めりーさん、まずは話せたことが良かったね。頑張ったね。私もね、同じことしたの。ずっと我慢してたこと、軽めにだけど話した。だってそうじゃないとすごい嫌な気持ちでいることになるから。だからまずは話せたことはよかったんだと思う。そしてこれからもどんどん話すといいよ。勇気を持って行動してみよう！そして、お久しぶり！
by カエル (2024-04-17 21:13) 

★カエルさん
わぁ＾＾* お久しぶりです、コメントありがとうございます☆
これでやっと少しおとなになれたのかな...おばさんだけど(笑)
カエルさんのコメント読んでいたら力が湧いてきました♪
いつも前向きなカエルさん♪ Xの方でもまた写真見させてくださいね＾＾*
by めりー (2024-04-17 22:17)